元トヨタ車体派遣社員サイトウの評判口コミブログ

トヨタ車体の元派遣社員によるブログです。給料や待遇,仕事について紹介していきます。

トヨタ車体の仕事内容は?派遣で働いた感想とメリットデメリットを紹介!

こんにちは!元トヨタ車体派遣社員のサイトウです。

今回は、私が派遣社員として働いていたトヨタ車体吉原工場の生産車種や配属先、作業内容、残業・休日出勤の頻度といった具体的な仕事内容についてまとめました。

また、実際にトヨタ車体で働いて感じたメリットからデメリット、そして私の個人的な感想までを紹介していますので、派遣として働くことを考えている人は参考にしてみてください!

とくにデメリットについては、前もって分かっていれば心の準備ができ、想定外の事態に困惑してしまうこともないので、必読ポイントです!

この記事でわかること
  • 吉原工場の生産ライン工程と生産車種
  • 配属先の種類
  • 働くメリットとデメリット
  • 仕事に対する個人的な感想

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トヨタ車体(派遣社員)の仕事内容

トヨタ車体(派遣社員)の仕事内容

 

トヨタ車体の生産ラインには、ルーフパネルやサイドパネル等のプレス部品を加工する「プレス工程」、部品の溶接作業を行う「ボデー溶接工程」、車の塗装作業を行う「塗装工程」、インストルメントパネル等をつくる「樹脂成形工程」、様々な部品を取り付けて車を完成させる「組立工程」があり、それぞれの工程によって仕事内容が異なります。

私は組立課に配属され、組立工程で車載部品の取り付け作業を行っていました。
基本的には同じ作業をひたすら繰り返すライン作業のため、一度覚えてしまえば一つ一つの作業自体は簡単です。
私の場合、仕事を覚えるのが大変ということはなく、最初はいかにして作業で体を痛めないやり方を極められるかを追求していました(笑)
トヨタ車体での仕事をする上で体のケアは結構大事なポイントです!

吉原工場の生産車種

トヨタ車体の生産車種

トヨタ車体の公式ホームページより引用

トヨタ車体の吉原工場ではどんな車をつくっているのかというと、最近人気の高いSUV(スポーツ用多目的車)のランドクルーザーとレクサスLXです。
そう、2022年にはどちらも納車まで約4年かかると話題になったほどの人気車!

そして、2023年秋に国内で9年ぶりの復活が予定されているランドクルーザー70を生産するのも吉原工場で、人気車種の生産に携われるだけでもかなり大きなやりがいに繋がると思います!

どんな配属先がある?作業内容は?

作業内容

トヨタ車体で派遣社員として働く場合の配属先としては、大きく分けて3つの課があります。
組立課、ボデー課、塗装課のいずれかに配属されますが、半数以上は組立課へと配属されるようです。また、組立課の中でも、組立、物流、検査と分かれています。

日総工産は他社と比べて塗装課への配属割合が高いと聞いたことがあるのですが、私はもれなく最も割合が高い組立課に配属されました!

ライン作業の具体的な内容としては、エアーインパクトや電動ドライバーを使って、ベルトコンベアーで流れてくる車体に部品を取り付ける作業になります。
重いものを取り扱う場面では「らくらくハンド」という、重量物の移動をサポートする道具を使用して作業を行うため、人力で重いものを持ち上げたり運んだりすることはありませんでした。

日総工産の派遣社員はシーラー工程に配属される可能性もあり

実際に私は体験していないのですが、日総工産からの配属が多い塗装課のシーラー工程では、樹脂が出てくるノズルを持って手作業で塗装を行うそうです。
同じ寮に住んでいた同僚がシーラー工程で働いていて、塗装作業は洗車場のシャワーのような感じと聞いていたので、自分もその作業やってみたい!と少し憧れていました(笑)

自分の希望で配属先を決めることや異動することはほぼほぼ無理なので、「その作業やってみたかったなー」という思いがあったのも事実ですが、私が働いていた組立のトリム工程も慣れれば苦ではありませんでした!

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トヨタ車体で働いて感じたメリット

トヨタ車体で働いて感じたメリット

私がトヨタ車体で働いて感じたメリットは、忍耐力が身につき、体力もつくことです! 学生時代からの友達は30歳過ぎたら体力がどんどん落ちてきたと言っていましたが、私は普段から仕事で体を動かしているからか、そんなに体力の衰えを感じることがなかったです。むしろ家業を継いだ今、仕事で体を動かさないと日常生活だけで運動不足を解消するのって結構大変なんだな…と実感しています。

あとは、作業工程を巡回している工程リーダー(トヨタ車体の社員)を呼び出せる紐やボタンがあり、何かあったら呼び出すのが基本ルールだったので、トイレや水分補給はいつでもできます。夏場は水分補給の時間が設けられていますが、春や秋でも気温が高い日はもれなく暑いので、作業中でも我慢とか遠慮しないで水分補給するようにしましょう!

キャリアアップ転職とかを考えている人にとっては、トヨタの生産に関する知識が身につくこともメリットになると思います。

 

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トヨタ車体で働いて感じたデメリット

トヨタ車体で働いて感じたデメリット

私がトヨタ車体で働いて感じた一番のデメリットは暑いことです。
組立工程にはノズルのエアコンがあるものの、物流のための出入りが激しく外気が頻繁に入るため、夏場の温度は38度くらいになります。わりとすぐ慣れるんですけど、大量に汗をかくのが不快ですし、暑くない日に比べると疲労度合いが全然違う気がします。

他の人が感じる可能性のあるデメリットとしては、ルーティン作業のため慣れるまではラインの速さについていくのが大変に感じ、慣れてしまうと同じ作業に飽きて時間が長く感じてしまうといったことがあると思います。

重いもの(5㎏以上のもの)は基本的に取り扱いがないので、重労働ではないですが、飽きっぽい性格だと連続作業がきついと感じる人もいるようです。
私は製造派遣の経験も長かったですし、ライン作業も平気なタイプですが、どんな仕事でも人によって向き不向きはあると思います。

また、塗装課だと少しシンナーの匂いがしたり、ボデー課では少し焦げ臭い匂いがしたりするようなので、においに敏感な人は気になるかもしれません。

残業や休日出勤の頻度

カレンダー

残業の時間や頻度は時期によって違いますが、平均すると月30~40時間(1日約2時間)くらいです。毎年決まった繁忙期などはなく、新しい車がリリースされた時に残業時間や休日出勤が多くなります。

休日出勤は昼勤の週に月2回ありました。

シフトは月の初めに出ますし、忙しくなる時には事前に告知があり、大体1週間前から残業対応できるかといった声かけもされるので、予定の調整はしやすかったです。
私はこれといった趣味もなく、休日に外せない予定が入ることは稀だったので、給料が増える残業や休日出勤は多いに越したことはないと思っていました。

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サイトウが実際に働いた感想

作業員

私がトヨタ車体の仕事で感じたメリットやデメリットも紹介しましたが、実際に働いてみた感想もまとめてみました。

まず、車体の製造は力仕事で体力を使うイメージでしたが、想像していたよりも重いものの取り扱いはなく、体を動かすことが好きな自分にとってはやりがいを感じられる仕事でした!
元々製造現場での仕事経験はあったので、2週間ほどで作業にも職場環境にも慣れることができ、最初は不慣れな姿勢での作業で体の痛みもありましたが、それも次第に体に負担がかかりにくいやり方を見つけたりサポーターベルトを巻いたりすることで乗り越えることができました。

そして、なんと言っても車は男のロマン!世界のトヨタの製造に関わることができたというだけでも、得られるものが大きかったです。
やっぱり車が好きだからって理由だけでも、全然興味のないものをつくる仕事より頑張れちゃうもんなんですよね(笑)

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まとめ

今回は、トヨタ車体の派遣の仕事内容やメリット、デメリット等について紹介しました!

私はトヨタ車体での仕事がそんなにきつかったとは思っていませんが、作業や環境が辛くてすぐに辞めちゃう人もいますし、一方で長年働き続けている人もいるので、本当に向き不向きが分かれる仕事です。

この記事を参考にして、自分にトヨタ車体の仕事が向いているかどうか考えてみてください!

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